2024/05/19

新歓の席で面白いと聞いた『ふつうの軽音部』を最新話まで読む。

shonenjumpplus.com

決して退屈はしないけど言われてるほど自分には刺さらないな(先月本屋大賞をとった『成瀬は〜』と同じような感想)。

新歓の席では割とリアルだと聞いて、ジャンプラのコメ欄でも「絵は可愛いけどけっこう生々しい」「自分の傷を抉られる」みたいな感想がちらほらあるが、自分の人生経験の乏しさのせいかリアルさがピンとこない。リアルじゃないと言っているのではなくリアルなのかどうか判別がつかない。自分は人前で演奏みたいなパフォーマンスしたことなんて無いし、中高男子校だったせいか恋愛で人間関係がギスってくとこも見たことない。多分「ふつう」の高校生活を送れていなかったんだろう。

厘ちゃんは好き。この人、全てを予定調和させてるライプニッツ的な神?厘ちゃんが強キャラ感出してるシーンは毎回笑ってしまう。

 

昨日東大阪という場所に初めて行った。生駒山地ぎわのお好み焼き・たこ焼き屋で夕飯を食べた。家族ぐるみで切り盛りしているお店だったが中学生くらいの娘さんが店の手伝いをしていて偉すぎた。自分もお好み焼たこ焼き屋やってる東大阪の家庭に生まれていたら店の手伝いをしていたんだろうか。たまたまこの土地、この家族のもとに生まれることって何の理由もなくて、運とか縁としか言いようがない。よく言えば奇跡、悪く言えば不条理だと思う。この娘さんにはこの東大阪という土地、この家族のもとに生まれた奇跡を受け止めて幸せな人生を送ってほしいというきしょいことを考えた。

 

帰ってきてから東大阪についてネットサーフィンしてたら東大阪のヤンキーが云々みたいな動画が目についた。自分はヤンキーって実際に見たことないんだけどやっぱ地方の公立中高にはどこでもいるもんなん?でも全員が全員ヤンキーって訳ではなくて中には真面目な子もいるんだよな?どんくらいの比率なのかな?地域や学校にもよるとは思うけど。この辺も私立男子校出身のせいか全く分からない。ここも自分の経験の貧しさを感じる。やっぱり中学くらいまでは公立に通うのが経験としてはいいと思う。その経験にどれくらいの価値があるかはわからんけど。