2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2024/05/28

YouTubeで流れてきた関東の超満員電車の動画をつい開いてしまい眺めていた。通勤通学客が駅ホームの係員にぎゅうぎゅう押し込まれているのを見ていてふと、「車両全部2階建てにしちゃえばみんな収容できるんじゃね?」という安易な思いつきに至った。 調べ…

哲学史への興味を完全に捨て去りたい

いや捨て去ろう。自分の人生にとって哲学史の9割は何の意味も持たず、知ろうとするだけ時間の無駄…と思う。軽蔑する人もいるだろうけど人間なんでも向いてる訳じゃないし仕方ない。適性がなかった。それだけ。 20代は哲学研究に費やし、30代はITの仕事に関…

2024/05/25

流し読みで読了。大阪市Z区(西成区?)のヤンキーを調査したエスノグラフィー。 〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー ヤンキーの生活世界を描き出す 作者:知念 渉 青弓社 Amazon 学術研究なので当然学術的な分析がなされていて、先行研究の整理やそれとの…

2024/05/23

なるほど、そういう問いの立て方もありますね。その点もうちょっと序論で答えておけばよかったかもしれません。フランス現代以外だとあまり知られていないかもしれませんが、そのシェリングにおいて「自然哲学」と呼ばれたものの現代における反復が問題であ…

2024/05/21

読んだ。 意識と目的の科学哲学 (慶應義塾大学三田哲学会叢書) 作者:田中泉吏,鈴木大地,太田紘史 慶應義塾大学出版会 Amazon 意識を含む生命現象を機械論(目的論を機械論的な自然選択説に還元する「目的律teleonomy」)で説明し尽くすことはできない。生命…

2024/05/21

授業中にpixivで小説読んでる女子がいて感動した。オタクの友達ってあんまりいないから自分以外でpixivで小説読む人にリアルで遭遇したことがなかった。まあ、こういう趣味って他人に口外せずにコソコソ楽しむもんだ(と勝手に思ってる)から、実はpixiv読む…

2024/05/20

研究室の先輩と柏端や田村がやっている自己犠牲論について話していて、「自己犠牲を合理化したいモチベーションがよくわからない。合理的でないことなんて世界にありふれているじゃないか。進化の結果備わった傾向性や情動の結果として私たちは自己犠牲に走…

2024/05/19

新歓の席で面白いと聞いた『ふつうの軽音部』を最新話まで読む。 shonenjumpplus.com 決して退屈はしないけど言われてるほど自分には刺さらないな(先月本屋大賞をとった『成瀬は〜』と同じような感想)。 新歓の席では割とリアルだと聞いて、ジャンプラのコ…

2024/05/16

自己欺瞞と自己犠牲 (双書エニグマ) 作者:柏端 達也 勁草書房 Amazon 以前ゼミ形式の授業で自己犠牲パートは部分的に読んだことがある。来週の演習で扱われるらしいので自己犠牲のところだけ飛ばし飛ばし再読する。やっぱ面白いよなこの本。 以下うろ覚え。…

2024/05/14

蝶名林亮(2019)「自然主義と非自然主義の論争について 自然主義と道徳の規範性からの反論を中心に」(『メタ倫理学の最前線』) 後半はほぼシュローダーの『情念の奴隷』(2007)を紹介する論文だった。面白かった。欲求に還元される理由が本当に「行為者中立…

2024/05/14

McKay, N. (2023). "Can Rational Reflection Save Moral Knowledge from Debunking?" 1. EDAについてのイントロと但し書き 2. フィッツパトリックはEDAに対して「私たちは理性的反省によって進化の影響と独立に道徳的真理を把握できる」と反論している。し…

2024/05/13

McKay (2023) "Can rational reflection save moral knowledge from debunking?" 実在論者の中には、ある種の道徳的真理は、実質的な道徳的前提に依存しない形で、理性的に自明であると考える者もいる。例えば、Terrence Cuneo & Russ Shafer-Landau (2014) …